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計画図の書き方
 1. 枠組足場について
 2. 単管足場についてジャンプ!
 3. 張り出し足場についてジャンプ!

 4. 計画と作図
  ●下図の書き方ジャンプ!
  ●足場計画ジャンプ!
  ●作図手順ジャンプ!
 5. CAD作図のポイント!ジャンプ!
 6. 届 出 についてジャンプ!

 1. 枠組足場について
構成 足場の構成→縦枠、布板(アンチ)、布枠、ブレース、ジャッキベース、連結ピン、階段枠、手摺、頭つなぎパイプ
規格 枠組足場のサイズには、mm・インチ単位の2種類あります。
W=1200(1219)、900(914)、600(610)/簡易枠、400(410)
@1800(1829)、1500(1524)、1200(1219)、900(914)、600(610)
H 1725、1700、調整枠、手摺はH900として表現します。
縦枠径:42.7φ
ジャッキベースの高さは一般的に200mmの高さで計画します。
調整長は60〜250mmぐらいですので、計画の際は60〜300mmの範囲で計画します。
積載荷重:400kg/スパン ただし、W=600(610)以下の枠は簡易枠のため 250kg/スパン
! -1 :実高さは45mを超えてはいけません。
! -2 :「最上層および5層以内ごとに水平材が必要」とは、
「最上層」=頭ツナギパイプ
「5層以内ごとに水平材」=布板・布枠のことです。
! -3 建地補強:31mとは、単管本足場のことです。
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 2. 単管足場について
足場を設置する箇所の条件が、「平坦でない、障害物がある、狭い」などの場合は単管足場として計画します。
a. 単管足場の種類には、単管本足場・単管一側足場(ブラケット・抱き)・棚足場などがあります。
b. 足場の構成→単管パイプ(丸・角)、クランプ、足場板、固定ベース、ブラケット、ジョイントピン、自在ステップ
○単管パイプ
縦に使うと「建地パイプ」、横に使うと「布パイプ」、斜めに使うと「筋交い」、と呼び方が変わります。
寸法: パイプ径:48.6φ、L=2mを超えると500mm毎に長くなります。
角パイプ:50角、60角、100角
○クランプの種類:直交・自在・3連、角丸、異径
○足場板
鋼製足場板・アルミ足場板と木製足場板があり、巾は250(240)、長さには2m・4m・※3m
○ブラケット (ほとんどが伸縮式の製品を使用しています。)
 足場板1枚敷→W=300〜500タイプ、2枚敷→W=300〜500タイプ、
 ※3枚敷→W=500〜750タイプ、※4枚敷→W=750〜1000タイプ
○単管足場の寸法
建地: @1800、1500、1200、900、調整長さ
(最大でも1850以下とする)
巾: 本足場の巾は、W=1500mmを超えてはいけません。一般にはW=600(足場板2枚敷)、W=900(3枚敷)となります。
H: 1段目を地盤から1900mm(2m以下)の高さに設置します。2段目以上は@1700mmとなり、最上段が手摺となる場合は手摺高さを900mmとします。
しかし、全体の計画に枠組足場がある場合には枠組足場の作業床高に合わせます。
○積載荷重
単管本足場→200kg/スパン、単管一側足場→150kg/スパン が一般的な数値です。
☆作業床の条件: 巾40cm以上、床のスキ間3cm以下、75cm以上の手摺
  ※ 吊足場の作業床も同じですから、足場板2枚敷きとなります。
☆仮設通路の条件: 手摺の内側巾60cm以上、足場板のスキ間3cm以下、95cm以上の手摺
☆建地補強: ・単管本足場→高さ31mを超える場合
・単管一側足場→高さ15mを超える場合
単管一側足場は法的には31mですが、一般には15m超で補強します。
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 3. 張り出し足場について
足場を設置する箇所の状況が「外構を先行する必要がある、足元のスペースを他の目的に使用したい、足場を設置するのが困難」などの場合に、地盤等より高い位置へ張出し材を設置し、その上から足場を組む工法です。 
張出し材の種類には既製品と現場製作ものがありますが、部材の構造・取付け方法に問題があると大事故につながる危険があり、強度計算による十分な安全確認が必要となります。
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 4. 計画と作図
●下図の書き方
設計データがある場合はデータ整理をして下さい、無い場合は図面を基に敷地・建物をトレースします。
敷地外の情報も記入して下さい。(車道・歩道・切下げ・☆電柱や植樹帯等の道路障害物、近隣建物など)
☆道路占用が必要な場合は、道路・歩道の有効巾員で占用できる巾が決まります。
建物平面は上空より建物を見下げた姿を表現します。屋上の目地・機械基礎・金物手摺・排水溝・ドレインなどは記入不要です。立面図はタイル目地や金物手摺などは記入不要、サッシュなど開口部は細かい表現も不要です。
足場の設置開始時期を想定して、その時期に無い物は表現しません。
立面図では細かく書き過ぎると返って足場の表現をかぶせた結果、見にくい図面となってしまいます。
CADデータがある場合は、手間をかけない範囲で不要なラインを消し、レイヤを1・2種類に整理します。
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●足場計画 (参考図は[ 最大化 ]でご覧下さい。)
a. 足場と建物のはなれ:250または300mmとします。はなれが300mmを超える場合には、各階もしくは層ごとに水平養生を施します。また、安全に建物へ渡るための設備も必要です。
(渡り→単管桟橋・単管+自在ステップ・ベランダブリッジ) 
b. 割付けは、現場の状況と作業性・作業員の動線を考慮する必要があります。また、コーナー部分の収まりには大きく2パターンがありますので、工事・計画担当者がいる場合は指示を受けて下さい。
参考図−1
c. 壁ツナギ:1個の壁ツナギに負担させる面積を、足場の水平2スパン=3.6m(3.658m)×各階毎とする。
参考図−2
d. 頂部の突き出し:建物のパラペット等より900mm以上高くする。
参考図−3
e. 昇降階段には、2層ごとに踊り場が必要です。配置の仕方は、てっぽう形・Z形・八形が一般的です。
参考図−4
階段枠が設置可能な枠組足場はW=900以上ですが、地域によっては労基署の指導により、W=1200(1219)枠以外への階段枠設置が出来ないところもあります。
これは、W900枠では階段枠を設置するとW250のアンチしか敷けなくなる為です。(作業床=W400以上→よってNG!)
f. 単管一側足場の高さが15mを超える場合、足場頂部より15mの高さを超える範囲を建地補強します。
参考図−5
g. 単管足場には筋交い設ける必要があります。設置の目安としては、45度に近い角度で、水平・垂直・斜めで結ばれる三角形をトラス状に配置します。また、対となる2方向に「大筋交い」として計画します。
参考図−5
h. 作業床とは、床巾が400mm以上のものをいい、単管抱き・単管ブラケット足場(足場板1枚敷き)の場合、安全帯使用を厳守させる必要があります。
また、枠組足場のコーナー部などスキ間が30mm以上の場合は作業床とならないため、スキ間ステップあるいは足場板等によりスキ間処理を施します。作業床の条件としては、750mm以上の手摺も必要です。
参考図−6
i. 手摺とは750mm以上のものをいうが、一般には900mm以上としています。
j. 梁枠などの足場開口には、安全な通行を確保するため落下物養生と建地補強を施します。〔 参考図−7
k. 高さ2mを超える場所で作業をするには、作業床と昇降設備が必要となります。
l. 枠組足場のコーナー端部は、既製の端部ストッパー・単管手摺等の墜落防止措置が必要です。〔 参考図−6
m. 資材・材料の飛散防止と作業員の墜落防止のため、必ず外部養生を設置します。一般にはメッシュシートですが、他にはグリーンネット・シート・パネル・金網枠などもその用途により使用します。
n. 工事用ELVがある場合には、固定方法を明記します。
また、外部養生はグリーンネットが一般的です。
o. 詳細図の記入が必要となる部位は以下の通りです。
足場種類ごとの最下部滑動沈下防止措置・傾斜部の同左措置
壁ツナギ・渡り部分・梁枠の構造と頭上養生・工事用ELVの設置方法・張り出し足場のブラケット部分・その他特殊な部分、です。
p. 建物の断面形状が複雑な場合は、断面図も必要となります。
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●作図手順
 (1)平面図(屋上伏せ)
足場→足場開口(梁枠)/昇降足場→昇降階段→渡り→壁ツナギ→スキ間処理→外部養生
→割付寸法記入→はなれ・枠巾寸法記入→引出し文字記入→詳細図
 (2)立面図(4面)
平面図をコピーし立面図の作図環境へ貼り付ける。補助線使用し配置情報を立面図へ落とす。
平面図の配置情報をもとに、足場→昇降階段→足場開口→壁ツナギ→割付寸法などを作図する。
次に、スキ間処理→手摺→端部処理→外部養生→補強処理→割付寸法→引出し文字
仕上げの引出し文字は、予め監督署対応に必要な文字列を部品化して揃えて置きます。その中から作図内容に該当する物だけをピックアップして、各図に同文字列を2ヶ所以上づつ配置していきます。
この作業が、「表現の落としが無いか!」の“自己チェック”となります。
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 5. CAD作図のポイント!
a. ひとつの画層には、ひとつの色&ひとつの線種を!
(一つの画層内に違う種類の色と線種を混在させない。)
b. 躯体・足場・寸法・文字など、なるだけ細かく画層分けする!
(後の修正が楽です。)
c. パーツを図形化して、作図時間を短縮しよう!
d. フォルダを上手に使ってデータ整理を!
(過去のデータを素早く生かす。)
e. コマンドを覚えよう!
(キーボード=左手は遊んでいませんか?)
f. 環境をカスタマイズして、どんどん使いやすくしましょう!
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 6. 届 出
 【機械等設置届】(様式20号)/労働安全衛生法第88条2項
該 当: ●高さが10m以上、かつ設置期間が60日以上の足場を設置しようとする場合
●3.5m以上の型枠支保工を設置しようとする場合
提出時期: 設置開始の30日前までに
届 出 先: 所轄の労働基準監督署長
 【建設工事計画届】(様式21号)/労働安全衛生法第88条4項
該 当: 「建物の高さが31mを超える」、もしくは「掘削深さが10m以上」の工事を行う場合
提出時期: 工事着手の14日前までに
届 出 先: 所轄労働基準監督署長
添付図面: 全工事の計画図
 【クレーン・ELV・リフト設置届、設置報告
   クレーン等安全衛生規則に定められる様式・期間内で労働基準監督署長へ届出ます。
 【道路占用許可申請】
仮囲や足場が、道路境界線からはみ出してしまう場合
提出先: 道路管理者(国道・都道・県道・区道・市道)
所轄警察署の了解、及び占用期間に対する道路使用許可が必要
審査期間: 通常 2週間前後の審査期間を要する。
※専用面積×占用期間:に応じて占用料金が必要となります。
 【道路使用許可申請】
道路上での作業: コンクリート打設、レッカー作業、自費工事(歩道切下げ、標識・電柱・樹木などの移設)
届 出 先: 所轄警察署長
審査期間: 中2日〜1週間程度
道路申請その他
自費工事承認申請: 歩道切下げ工事、標識・電柱・樹木などの移設工事/道路管理者へ
沿道掘削承認申請: ○掘削工事において道路境界線より、道路管理者が定める影響範囲を掘削する場合。
○道路境界線に近接する掘削底より、45度ラインに境界線がかかる場合。
※上記の場合は、それぞれの道路管理者へ、要確認。
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